没入ではなく“共存(Co-being)”をコンセプトとするNTTグループ初の音響ブランド「nwm(ヌーム)」は、2026年10月30日(金)から2027年1月11日(月・祝)まで、虎ノ門ヒルズ内の情報発信拠点「TOKYO NODE」にて開催されるアーティスト・YOSHIROTTEN氏による過去最大規模の個展「ヨシロットン展 彼方との交信/BEYOND EARTH」に対し、オープンイヤー型オーバーヘッド耳スピーカー「nwm ONE」100点を機材協賛することをお知らせいたします。会期中に提供される有償サウンド体験「SPACE VOICE」用デバイスとして活用され、来場者に新たな音声体験を提供します。
「ヨシロットン展 彼方との交信/BEYOND EARTH」への機材協賛の背景

「ヨシロットン展 彼方との交信/BEYOND EARTH」は、アーティスト・YOSHIROTTEN氏がこれまで一貫して探求してきた「見えないものの可視化」をテーマに開催される過去最大規模の個展です。地上約200mに位置するTOKYO NODE GALLERYを一つの宇宙船に見立て、宇宙・地球・都市のデータを光や映像へと変換する大型インスタレーションを展開します。また、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の企画協力のもと、人工衛星が取得した観測データを活用した作品展示も予定されています。
NTTソノリティは、NTTの音を操るコア技術を活用したオープンイヤー型デバイスを手がける音響ブランド「nwm」を展開しています。今回提供する「nwm ONE」は、オーバーヘッド形状でありながら耳をふさがないフラッグシップモデルです。周囲の環境音や展示空間とのつながりを保ちながら音声コンテンツを楽しめるため、来場者は音声と空間演出の双方を自然に感じながら鑑賞することができます。このたびの機材協賛を通じて、アート作品とサウンド体験が重なり、自然に共存する新たな鑑賞スタイルの提供に貢献します。
アーティスト・YOSHIROTTEN氏 コメント

〈SUNBIENT GAME〉というゲーム型の作品をプレイするためのヘッドホンを探していたとき、偶然電気屋さんで出会ったのがnwmでした。
ロゴのない、軽くて未来的なシンプルなデザインが、作品との相性も良いと感じました。実際に使ってみると、周囲の環境音を感じながらもしっかりと音が聞こえる、新しい感覚がありました。何より、その軽さによって、身につけていることを忘れるほどの自然な装着感に驚きました。
今回の展覧会では、会場に流れる音に、nwmを通じて音声が重なり合います。音が重なることで生まれる、新たな展覧会体験をぜひお楽しみください。
展覧会概要
【開催概要】
名称:ヨシロットン展 彼方との交信/BEYOND EARTH
会期:2026年10月30日(金)~2027年1月11日(月・祝)
会場:TOKYO NODE GALLERY A/B/C(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45階)
入場料:後日詳細発表
主催:森ビル株式会社、株式会社YAR、株式会社博展
企画協力:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
公式サイトはこちら
【サウンド体験「SPACE VOICE」概要】

「SPACE VOICE」は、耳をふさがないオープンイヤー型ヘッドホン「nwm ONE」を用いた、本展覧会のサウンド体験です。
ふたつの声からひとつを選び、ヘッドホンを装着して会場へ。歩きはじめると、いま立っている場所や、目の前の作品に応じた音声が、ひとりでに流れ出します。操作は必要ありません。立ち止まる場所が変われば、聞こえてくるものも変わります。
耳をふさがないため、会場に響く音も、隣にいる人の気配も、そのまま。YOSHIROTTENのアート作品と、会場の音響と、「SPACE VOICE」が重なり合い、来場者を作品世界の奥へといざないます。
音声:次の2種からひとつをお選びいただけます
・YOSHIROTTEN本人による語り(日本語)
なぜ作ったのか、何を見ていたのか。作家本人が語り下ろした声が、作品のかたわらに。
・女優 榮倉奈々による作品世界への誘い(日本語/英語)
展覧会の世界へ、そっと連れ出す語り。歩くリズムが、作品と重なっていきます。
※日本語版は榮倉奈々本人の音声、英語版は日本語版を英訳したナレーターの音声となります
料金:1,100円(税込)/1名 ※別途、展覧会入場料が必要です
販売:会場受付にて当日販売
機材:nwm ONE(NTTソノリティ提供・会場にて貸出)
制作:TOKYONODELAB・J-WAVE
技術:SoVeC
【展覧会コンセプト】
「ヨシロットン展 彼方との交信/BEYOND EARTH」について
「彼方」― どこか遠い場所や時間、今ここではないどこか。
目には見えず、身体では踏み込むことのできない世界。
「交信」― 離れた相手と、光・音・電波などの符号を用いて意思疎通する手段。
YOSHIROTTENは、神話と科学が共存する場所—日本初の人工衛星打ち上げの地、鹿児島・大隅半島で育ち、手付かずの自然と宇宙への眼差しが交差する環境の中でその感性を培った。この20年間ほどは日本の経済・技術 の集積地で夜も発光し続ける街—東京を拠点に、色彩や光、天体などの存在をめぐるリサーチと仮説を積み重ね、「見えないものの可視化」をひとつの軸として作品を生み出してきた。そうした実践がいま、地上 200m に位置 する TOKYO NODEに到達する。膨大なデータの中で感覚を研ぎ澄ませながら積み重ねてきた探求が、宇宙へとその輪郭を広げる。
YOSHIROTTENが描く景色には、一貫して「彼方」の存在がある。そこにいる誰かと繋がるための「交信と符号」 が作品として立ち現れる。「彼方」とは、霊性的な知覚や空間、そして科学が探求する宇宙の果ての現象までを 包括する概念であり、「交信と符号」はそのような領域の出来事を私たちが知覚できる何かへと変換する装置のような作品群、あるいは「彼方にいる誰か」に関する仮説である。YOSHIROTTENは、TOKYO NODEの高層階からの眺めを目にした時の感覚を次のように語る。「巨大都市東京は、無数の光と情報が循環するひとつの巨大な装置であり、まるで地表に存在する一隻の宇宙船のようでもある。地上で生まれる膨大なデータと人間の活動が、宇宙へ向けて静かに放射されている。この都市から宇宙へと意識を接続する。東京という巨大な観測点から、遠い星の記憶、宇宙の信号、そして未来の可能性へとひとつの交信を試みる」
本展は、科学が捉えてきた宇宙や地球の情報・記録を、人間の身体を通して万物の秩序・記憶として受容するための舞台装置である。そこでは、人類が科学と霊性を通じて「彼方」へと積み重ねてきた営みが、YOSHIROTTENの眼差しによって抽象としての符号となり、見たことのない景色として立ち現れる。
