調査サマリー
- 雨の日のイヤホン・ヘッドホン利用、6割強が「見直そうと思う」と回答。
- オープンイヤー型イヤホン使用経験者の約7割、「安全性が高まった」と実感。
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「傘+イヤホンの危険性」、4割以上が認識せず
聞こえない音、「通行人からの呼びかけ」、「自転車のベル音」、「駅や電車内のアナウンス」が上位。
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そのうち、「周囲の音に気づかずヒヤリとした経験あり」は約4割。
3割が雨の日に「聞こえにくさ」を感じる結果に。
- 雨の日のイヤホン・ヘッドホン利用は5割強。特に10〜20代で高い傾向。
「梅雨時期のイヤホン使用実態」調査
調査対象 :イヤホンを保有し、日常的に使用する男女500名
実施時期 :2025年5月30日(金)~2025年6月2日(月)
調査方法 :インターネット調査
有効回収数 :500サンプル
※掲載いただくときは、nwm(ヌーム)「梅雨時期のイヤホン使用実態」調査と記載ください。
調査結果
雨の日のイヤホン・ヘッドホン利用、5割強
イヤホンを使用する男女500人に、「雨の日にイヤホン・ヘッドホンをつけたまま通勤・通学することはありますか?」と質問したところ、全体の55.8%が「ある」と回答しました。
中でも10代は81.5%、20代は69.3%と、若年層で特に高い傾向が見られました。
続いて、「雨の日にイヤホン・ヘッドホンを使用していて、周りの音の“聞こえにくさ”を感じたことがありますか?」という問いには、全体の34.2%が「感じる」と回答。こちらも10代では53.7%と、他の年代に比べて際立って高い結果となりました。
うち約4割、「周囲の音に気づかずヒヤリとした」
さらに、「雨の日にイヤホン・ヘッドホンをつけたまま通勤・通学していて、『周囲の音に気づかずヒヤリとした経験』はありますか?」という設問では、41.0%が「ある」と回答しています。ここでも10代では60.0%と、他の年代より高い水準となっており、危険な状況に直面する若年層の多さが浮き彫りになりました。
また、実際に聞こえなかった音の内容としては、「通行人からの呼びかけ」(42.3%)、「自転車のベル音」(35.9%)、「駅や電車内のアナウンス」(35.9%)などが挙げられ、安全を確保する上で重要な音が遮断されている実態が明らかになりました。
傘+イヤホンの危険性、4割以上が認識せず
このように、雨の日は特にイヤホンによる聴覚の遮断による危険性が高まります。また、傘による視界の遮りも相まって”ダブルの死角”が生まれやすく、実際に「ヒヤリとした経験」を持つ人も一定数いることがわかりました。
そこで今回の調査では、生活者自身がこの危険性をどの程度認識していたのかについても確認しました。
その結果、「雨の日に『視界(傘)』と『聴覚(イヤホン)』が同時にふさがれていることを危険と意識していましたか?」という問いに対し、56.8%が「意識している」結果となりました。一方、約4割が「意識していない」と回答し、“ダブルの死角”の危険性に無自覚のまま、日常的にリスクと隣り合わせの状態にあるという実態も明らかになりました。
オープンイヤー経験者の約7割、「安全性が高まった」
また、オープンイヤー型イヤホンの使用経験がある52名に「オープンイヤー型イヤホン・ヘッドホンを使用して安全性が高まったと感じますか?」という質問したところ69.2%が「感じる」と回答しました。
実際「周囲の音が聞こえてよかった場面」を聞いたところ、「駅やバスのアナウンスが聞こえて乗り過ごさずに済んだ」(39.5%)、「通行人や店員からの呼びかけにすぐ反応できた」(36.8%)、「後ろから自転車や車が近づいてきたことに気づけた」(34.2%)など安全面でのメリットが大きいことがわかりました。
考察
本調査では、傘とイヤホンの併用によって安全に通勤・通学する上で重要な周囲の音や視覚情報に気づかず、事故のリスクにもつながりかねないことが明らかになりました。実際に「周囲の音に気づかずヒヤリとした経験」があると回答した方は全体の4割にのぼり、特に10代では6割と高い傾向が見られました。
そのような中、「雨の日のイヤホン・ヘッドホン利用について見直そうと思いますか?」という問いに対しては、66.5%が「そう思う」と回答しており、安全面への関心の高さがうかがえます。
耳をふさがない「オープンイヤー型イヤホン」は、こうした課題に対する一つの解決策として提案できるアイテムです。実際にオープンイヤー型イヤホンの使用経験者のうち、約7割(69.2%)が「安全性が高まったと感じた」と回答しています。
周囲の音が聞こえてよかった場面として「駅のアナウンスが聞こえて乗り過ごさずに済んだ」「通行人や店員の呼びかけにすぐ反応できた」「後方からの自転車や車に気づけた」が多く選ばれており、“耳をふさがない”という構造そのものが、安全性の実感と結びついていることがわかります。
聞こえることで守られる安全性が改めて意識される中、耳をふさがずに音を届けるnwmの“耳スピ”は、日常に潜むリスクに対応するための有効な選択肢のひとつとなり得ます。
今後もnwmは、生活者の行動見直しの後押しにつながる啓発や施策を実施してまいります。
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