リモート会議に集中できるのは子どもの様子が聞こえるから。ママに嬉しいオープンイヤー型イヤホンを使ってみた

リモート会議中にイヤホンをしていると子どもの「ただいま」が聞こえない…

中1男の子と小4女の子を子育て中のエニママライター日菜です。私は平日の昼間を中心に、ライターやディレクターとしてフルリモートで仕事をしています。小学生の娘の帰宅時間は14時半頃。私が社内外の方とリモート会議をしている時間と重なることもたびたびあります。 

ある日、取引先の方と会議をしていると、相手の方が遠慮気味に「お子さん、帰ってきましたよ」と教えてくれました。慌てて振り返るとすぐ後ろに娘が立っています。当時私が使っていたのはカナル型のイヤホン。両耳に着けると会議に没入できる反面、周りの音がまったく聞こえず、娘の度重なる元気な「ただいま~!」は、会議の相手にしか聞こえていなかったのです。 

子どもに「おかえり」を言ってあげたくてフルリモートの働き方を選んだのに、「ただいま」に気づかなかったなんて……。何よりも業務外のことで取引先の方にご迷惑をおかけしてしまい、気を遣わせてしまったことがショックでした。 

この体験を機に、私はカナル型イヤホンを両耳ではなく片耳だけに着けるようになりました。そして、玄関に娘の気配を感じたら即ミュートにし、「おかえり!会議中だよ~」と言うようにしていました。

子どもの様子がわかる!オープンイヤー型という選択肢

今回使用したnwm MBN001は、オープンイヤー型ネックバンドワイヤレス耳スピーカー(以下「耳スピ」)。耳をふさがないのに音声がクリアに聞こえて、周囲の音も遮断しない不思議なイヤホンなんです。 

在宅で働くママなら共感してもらえると思うのですが、周囲の音がなんとなく聞こえて部屋の空気感を把握できるほうが、かえって仕事に集中できませんか? 

インナーイヤー型やカナル型は没入感があるのですが、周囲の状況を把握できないのでむしろ「大丈夫かな?」と気になってしまいます。そうなると、かえって没入できないのがママの実情なんですよね。 

部屋の音が同時に聞こえていれば「大丈夫かな?」ではなく「よし、大丈夫だな」と思えるので、聞こえるときよりもずっと会議に集中できます。 

nwm MBN001にしてからは、なんとなく子どもが困っている様子を察したら、子どもが話しかけてくる前にマイクをミュートにし、さっとスマートに対応できるようになりました。イヤホンをいちいち外さなくても子どもの声が聞こえて会話できるので、会議の相手に気を遣わせることもありません。

オープン型のイヤホンは耳への負担が少ないのが嬉しい

オープンイヤー型のイヤホンは、耳への負担が少ないのも嬉しいポイントです。カナル型を使っていたときは、常に耳の中に圧迫感があり、長時間着けていると痛みを感じることがありました。耳鼻科の先生に「耳の中が狭い」と言われていたので、カナル型でも小さめのイヤホンを探して何度か買い替えていたのですが、何を使っても圧迫感は避けられませんでした。 

 

さらに、カナル型を片耳装着するようになってからは、両耳のときよりも音量を上げざるを得ず、ニュースで「イヤホン難聴(ヘッドホン難聴)」が取り上げられるたびに、ひとごとではないなと思っていました。 

また夏場は特に蒸れるので、外耳炎の心配もあります。「耳カビ」にもおびえていました。 

https://nwm.global/blogs/special/250716 

「耳スピ」は、耳にひっかけるタイプなので、耳をふさがず圧迫感や蒸れがありません。形状の見た目から、昔使ったネックバンド型イヤホンを想像していた私にとって、nwm MBN001の軽さは驚きでした。マイクも一体化していますが、着けているのを忘れるほどの軽い着け心地です。 

ちなみに、マイクの音質もとてもいいんです。先日、同じ「耳スピ 」を使っている同僚とリモート打ち合わせをしたのですが、お互い「前よりも音がクリアに聞こえる!」と感動しました。

イヤホンが在宅ママに必須なワケ

以前、在宅のリモート会議でイヤホンにまつわる大失敗をしたことがありました。 

子育てサイトに掲載する記事の企画を検討する会議の、その日のテーマは「サンタさんのやめどき」。娘は在宅中だったので、娘に聞こえることを想定して私は言葉を選びながら発言し、会議は順調に進行していました。 

しかし突然、Bluetoothが切れて接続中だったイヤホンがつながらなくなってしまったのです。パソコンのスピーカーから部屋の中に響いた音声は、よりによって会議相手の「サンタさんのやめどきって……」という発言。私は大パニック!我が家には毎年サンタさんが来ているので、「やめどき」なんて言葉は存在しないのです。 

内容が内容だけに先方にこちらの事情を説明することもできず、八方塞がりの私。とにかく娘が気になって会議の内容がまったく入ってきませんでした。

あくまで私個人の感想ですが、nwm MBN001は以前使用していた海外製のイヤホンに比べるとBluetooth接続がとてもスムーズ。もちろん途切れることもありません。 

また、耳をふさがないタイプなのに音漏れがないのも驚きです。ご夫婦で在宅勤務をしている同僚は、使いはじめのころ隣で仕事をする旦那様に何度も「本当に音漏れしていない?」と確認したのだとか。旦那様の答えは「まったく音漏れしてないよ!」だったそうです。NTTが開発した音漏れを抑制する「PSZ技術」という特許技術 が搭載されているとのことで、さすがNTT!と、品質の高さに安心感をもちました。 

音漏れせず、安定した接続は、会議内容を聞かれたら困る在宅ママの必需品。私ももう少し早く「耳スピ」を使っていれば……。ちなみに「サンタさんのやめどき」が娘に聞こえていたのかどうか、怖くて確認できず、娘からも何も言われていないため、真偽は不明のままです。

おしゃれで長時間使えるイヤホンがママの世界を広げてくれた

nwm MBN001は、耳の負担が少なく長く着けていられるので、最近の私は会議以外の時間もイヤホンを使う生活になりました。仕事面での新たな発見として、ライティング中にYouTubeで川の音や鳥の声の入った自然音を聞くと、とてもはかどることがわかりました。 

フルリモートだと、日常と仕事のメリハリを着けるのが難しいのが悩みでしたが、カフェっぽいジャズを流すと、いつもの自宅なのに一気にカフェ気分になり、気分転換できるのでおすすめです。 

また、仕事以外の時間もよりよいものになりました。家事や庭仕事をしているとき、以前は圧迫感が気になってカナル型イヤホンを片耳だけ浅く着けるという使い方をしていました。そのため、しょっちゅう落下させてしまい、それが地味にストレスだったんです。一方で、「耳スピ」は落下しない形状なので、そのようなストレスがなく、いつでも安心して着けていられます。音楽やラジオを聞きながらだと、嫌いな家事もがんばれるんですよね。 

ちなみに、nwm MBN001の電池持続時間は驚きの約20時間(充電時間2時間)。仕事以外の時間を含めて1日使っていても3日は充電せずに使えます。子どもたちのスマホに始まり、日々何かしらの充電に追われている令和のママにとって、この持続時間は嬉しいのではないでしょうか。 

また、nwm MBN001は洗練されたデザインでとてもおしゃれ。カラーはダークブラウンとホワイトベージュの2種類あり、私の使っているホワイトベージュは特に女性におすすめです。肌なじみがよい色で、どんな服装にもマッチします。目立たないけれど自慢したくなるイヤホンです。

私はフルリモートのデスクワークであるのに加え、車社会の地域に住んでいるという運動不足のフルコンボ。以前は退屈そうだしウォーキングなんて絶対にできない……と思っていました。 

おしゃれなnwm MBN001を手に入れてからは、もう少し涼しくなったら音楽を聞きながらウォーキングを始めようかな、と前向きな気持ちが湧いてきています。外の音が聞こえるので安心して歩けそう、という点が私を後押ししてくれています。 

新しいことを始めたいな、と思えたのはとてもひさしぶりの経験です。仕事もプライベートも、「耳スピ」でどんどん世界が広がっていく予感がしています。

 

 

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