
いまや、イヤホンは生活の必需品という方も多いでしょう。しかし、毎日のように使うからこそ、気になるのがイヤホンに付く耳垢汚れ。
耳垢汚れを放置すると、耳のトラブルなどにつながる可能性もあるため、正しい手入れや対策が必要です。
この記事では、イヤホンに耳垢がたまる原因やリスク、掃除方法、対策について詳しく解説します。さらに、耳垢が気になる方にチェックしてほしいオープンイヤー型イヤホンの特徴や、おすすめ製品も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
この記事の要約

イヤホンの形状や使用頻度によっては、耳垢が付きやすくなります。ここでは、イヤホンに耳垢がたまる原因を3つ紹介します。
そもそも耳垢とは、外耳道(耳の入り口から鼓膜までの通り道)の古い表皮や皮脂腺の分泌物、空気中のホコリなどが混ざったものを指します。本来、耳垢は自浄作用によって体外へと自然に排出されるものです。
しかし、イヤーピースを耳穴に差し込むカナル型イヤホンを使っている場合、耳の奥へ耳垢を押し込むことになり、イヤホンに付着しやすくなってしまいます。押し込まれた耳垢が鼓膜付近にたまって固着し、自浄作用がうまく機能しなくなるケースもあるので注意が必要です。
カナル型イヤホンの詳細やメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
耳垢の種類は、大きく以下の2種類に分かれます。
| 種類 | 特徴 |
| 乾性耳垢 | 白色~黄色で、乾燥している状態。 |
| 湿性耳垢 | 黄色~茶褐色で、湿っている状態。「飴耳」や「猫耳」とも呼ばれる。 |
上記のうち、湿性耳垢に当てはまる方の場合、耳垢が湿ってベタベタしているため、特にイヤホンに付着しやすいという特徴があります。耳垢汚れがひどい場合は、イヤホンの装着時間や掃除方法を見直したほうがよいかもしれません。
なお、耳垢がどちらのタイプになるかは、遺伝が影響するとされています。
カナル型のように耳をふさぐイヤホンを長時間装着すると、耳穴の中で汗や湿気が発生して耳垢が付きやすくなります。このような状態では、耳垢のタイプを問わず、耳垢の付着リスクが高まるので注意しましょう。
また、イヤホンの長時間使用によって耳の中が蒸れると、細菌やカビが広がりやすくなることにも注意が必要です。
イヤホンに付着した耳垢は、放置しないようにしましょう。耳垢が詰まった状態で使用すると、どのようなリスクがあるのか確認していきます。
イヤホンに耳垢がたまるとスピーカー部分がふさがれてしまい、イヤホン本来の音質で音楽などを楽しめなくなる可能性があります。
また、イヤホン内部に耳垢が入り込むと、故障してしまう恐れもあるので注意しましょう。少量の耳垢ならあまり影響はないものの、イヤホンの定期的な手入れは欠かせません。
イヤホンの故障が疑われる時の原因や対処法については、ぜひ以下の記事を参考にしてください。
イヤホンに耳垢が付着したまま放置すると、雑菌の繁殖リスクが高まります。不潔な状態のイヤホンを装着すれば、耳のかゆみや痛みといったトラブルにもつながることになりかねません。
特に、密閉性の高いカナル型イヤホンを装着すると耳の中が蒸れやすくなり、耳穴の中でカビが繁殖する「外耳道真菌症」になる恐れがあります。
イヤホンは常に清潔な状態に保ち、耳にダメージを与えないようにすることが重要です。

ここからは、イヤホンの耳垢汚れを掃除する方法について解説します。
なお、メーカーによって推奨の掃除方法は異なるため、各メーカーの取扱説明書や公式サイトもチェックしましょう。
イヤホン本体に付着した耳垢は、ティッシュや乾いた布、水に浸して固く絞った布などを使い、優しく拭き取るのがおすすめです。表面を拭き取ってきれいにするだけなので、故障のリスクもありません。
また、イヤホンケースに付着した耳垢は、綿棒や乾いたやわらかい布を使って掃除します。充電端子がある場合は、金属部分を傷付けて接触不良を引き起こさないよう、乾いた綿棒で優しく拭くことが大切です。
イヤホン本体の「メッシュ部分(音声が出力される部分)」に耳垢がたまっている場合は、綿棒や小さなブラシを使って汚れを取り除きます。メッシュ部分が破れないように、優しい力加減を意識しましょう。
なお、イヤホン内部には高性能スピーカーが内蔵されているため、息を吹きかけたり、ドライヤーで風を送ったりするのは避けてください。
カナル型イヤホンは、付属のイヤーピースを着脱できる場合が多くあります。イヤーピースの種類別に、掃除する方法を確認しましょう。
| 種類 | 掃除方法 |
| シリコーンタイプ | 水で薄めた中性洗剤で洗い、水でよくすすぎます。その後は水分をしっかりと拭き取り、乾燥させてから装着しましょう。 |
| フォームタイプ | 乾いた布や綿棒を使い、イヤーピースの耳垢汚れを優しく取り除きます。汚れが目立つ場合は、ノンアルコールのウェットティッシュで軽く拭き取るとよいでしょう。 ※フォームタイプは水に弱いため、水洗いは避けてください。 |
イヤホン掃除の詳細を知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

イヤホンを安全に使用するためには、イヤホンに耳垢がたまるのを防ぐ必要があります。ここでは、具体的な方法を3つ解説します。
イヤホンへの耳垢の付着を防ぐには、2~3週間に1回の頻度で耳掃除をするとよいでしょう。その際、耳の入り口から1cmあたりまでを耳かきで掃除してください。綿棒を使うと、耳垢を押し込んでしまうので注意が必要です。
また、耳掃除の頻度が高い場合、外耳道を傷付ける恐れがあるため、やり過ぎないようにしてください。
なお、風呂上がりに耳掃除をする人も少なくありません。しかし、やわらかくなった耳垢が奥に入り込んだり、耳の中がふやけていることで外耳道が炎症を起こしたりする場合があります。そのため、耳の中が乾いている時に耳掃除をするのがおすすめです。
イヤホンの長時間の装着を避けるのも、耳垢の付着を防ぐポイントです。特に密閉性のあるカナル型イヤホンを長時間使用すると、耳の中が湿って耳垢が付きやすくなります。
耳の健康を守るという観点でも、大音量で長時間のイヤホン使用は避けてください。1時間に10分程度は耳を休めるとよいでしょう。
イヤホンの誤った使用が原因で、難聴になるケースもあります。イヤホン難聴について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
イヤホンの種類によっては、耳垢が付着しづらくなるようにガードするための市販品を利用できます。具体的には、耳垢ガード付きイヤーピースや、シールタイプの耳垢フィルターなどが挙げられます。
ただし、これらのアイテムは、メーカーの正規品ではない点に注意が必要です。そもそもイヤホン本体に装着できないケースがあるほか、音質がややこもって聴こえる恐れもあります。

イヤホンに耳垢が付着すると、音質を低下させるだけでなく、耳の健康にも影響する可能性があります。
耳垢汚れのストレスから解放され、より快適にイヤホンを使用したいという方は、耳をふさがずに装着できる“オープンイヤー型イヤホン”を検討してみてはいかがでしょうか。
オープンイヤー型イヤホンはイヤホンを耳穴に入れないため、耳垢の付着リスクを抑えることが可能です。さらに、イヤホン装着による痛みやかゆみ、蒸れといったトラブルも避けやすくなります。
オープンイヤー型イヤホンの詳細や選び方については、ぜひ以下の記事をチェックしてください。
耳垢が付着しづらいオープンイヤー型イヤホンを試してみたい方には、nwm(ヌーム)の「耳スピ」シリーズがおすすめです。
耳スピは、すべてのモデルにNTTの特許技術「PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)」を搭載しているのが特徴です。PSZ技術とは、ドライバーから一定距離のところで+と-の音波を打ち消し合い、音漏れを抑制する技術です。この技術により、オープンイヤー型ながら音漏れを気にせずに済み、屋外・屋内のシーンで幅広く使用できます。
さらに、一部の上位モデルには、NTTの特許技術「Magic Focus Voice(マジックフォーカスボイス)」も搭載しています。これにより、マイクを通して自分の声をクリアに届けられるので、通話やオンライン会議もスムーズに行なえるでしょう。
今回は、バラエティに富んだ「耳スピ」シリーズから、厳選して4つのモデルをご紹介します。

nwm DOTSは、片耳約8 gの軽量な完全ワイヤレスタイプのイヤホンです。耳をふさがないオープンイヤー型の開放感がありつつ、完全新規設計のドライバーにより迫力あるオーディオ体験を実現しています。
連続再生時間は本体のみで約8 時間、充電ケース込みで最大32 時間であり、デイリー使いはもちろん、長距離移動などのシーンでも活躍します。
PSZ技術に加え、Magic Focus Voiceも搭載しているため、イヤホンを使ったコミュニケーションを適切にサポートしてくれるでしょう。S・M・Lの3サイズが付属するテールチップや、公式ストア購入特典のテールフックを使用すれば、自分好みのフィット感に調整できます。
オープンイヤー型で耳の開放感があるうえ、非常に豊かなサウンドを楽しめました。耳に差し込まないため、カナル型イヤホンを着けた時のような耳のかゆみや蒸れもなく、最後まで快適です。付属のテールチップはシリコーン製なので、汚れが気になる時は洗って手入れできそうなのもうれしいです。



















オープンイヤー型 完全ワイヤレス 耳スピーカー

nwm GOは、左右のイヤホンが柔軟性のあるネックバンドでつながったタイプです。約20 gと軽量なうえ、IP55 相当の防塵・防水性能も備えており、ワークアウトやトレーニングなどのアクティブシーンでも快適に使えるのが魅力です。
オープンイヤー型のため、耳をふさぐイヤホンに比べると、耳ムレのリスクを抑えられるでしょう。イヤホンを着けたまま周囲の環境音も同時に聞けるため、安全性もばっちりです。
スタイリッシュなデザインで、アクティブシーンのほか、タウンユースでも重宝します。
安定感と柔軟性を兼ね備えたネックバンドモデルで、屋外でも落下する心配がなく、安心して使えました。イヤホン本体のボタンで、音声コンテンツの再生や一時停止、音量調整などを行なえるため、気になる時にサッと操作できるのが便利です。すっきりとしたデザインなので、普段のお手入れも楽にできそうです。














オープンイヤー型 ネックバンドワイヤレス 耳スピーカー

nwm WIREDは、充電不要の有線タイプなので、イヤホンが必要な時にいつでも気軽に使えます。接続端子は3.5 mmステレオミニプラグと、USB Type-Cの2種類から選択可能です。
3.5 mmステレオミニプラグのモデルは5色のカラーバリエーションを展開しており、自分の好みやファッションに合わせて取り入れられます。
IPX4 相当の防水性能があるため、屋外シーンでも安心して使えます。エントリーモデルで、オープンイヤー型が初めての方も試しやすいでしょう。
とても軽い装着感ですが、耳掛けタイプなので安定感がありました。リーズナブルな価格ながら、PSZ技術が搭載されているオープンイヤー型イヤホンのため、音漏れしにくいのも魅力です。シンプルで洗練された見た目なので、ビジネスシーンはもちろん、プライベートでも使ってみたいと思います。













オープンイヤー型 有線 耳スピーカー










オープンイヤー型 有線 耳スピーカー

オープンイヤー型でより高音質なオーディオ製品を求めている方は、オーバーヘッドタイプのnwm ONEもチェックしてみてはいかがでしょうか。
nwm ONEは、オーバーヘッドタイプでありながら、約185 gのウルトラライトボディ。側圧も軽いため、長時間でも快適に使えるのが魅力です。
左右のイヤーパッドの内側に耳を収めるように装着するので、耳への負担を抑えた状態でプレミアムサウンドを楽しめるでしょう。Magic Focus Voiceも搭載しており、オンライン会議や通話を円滑に行なえます。
一般的なオーバーヘッドの圧迫感や蒸れが苦手でしたが、nwm ONEはオープンイヤー型なので、快適性が段違いでした。装着時に耳が押しつぶされることなく、側圧も非常に軽いため、ストレスフリーな状態で高音質を楽しめます。専用アプリからはサウンド設定が可能で、好みの音質を追求できるのもポイントです。











オープンイヤー型 オーバーヘッド 耳スピーカー
ここからは、イヤホンの耳垢によくある質問と、その回答を見ていきましょう。
耳をふさぐカナル型イヤホンを長時間使うと、イヤホンに耳垢がたまる原因となる可能性があります。そもそも耳垢とは、外耳道のはがれた皮膚や皮脂腺の分泌物などが混ざったものを指し、本来は自然に耳の外へと排出されます。
しかし、密閉性のあるイヤホンで耳に栓をしたような状態で過ごすと、耳垢がたまる恐れがあります。また、外耳道が傷付いたり、細菌が繁殖したりして、外耳炎になるケースもあるため注意が必要です。
イヤホン本体やイヤーピース表面に付いた耳垢は、使用後に毎回拭き掃除するのがおすすめです。乾いたやわらかい布などで耳垢を拭き取ることで、汚れの蓄積を防ぎやすくなります。
また、取り外したイヤーピースの手洗いや音声出力のメッシュ部分の掃除は、月に1回以上を目安に行ないましょう。イヤホンの汚れ具合や着用頻度によっては、週に1回を目安に行なってもよいでしょう。
イヤホンを誤った方法で掃除すると、故障の原因になる可能性もあるので注意が必要です。掃除の際に、アルコールなどを直接吹きかけると、内部の電子部品が損傷してしまうこともあります。耳垢を取るためにドライヤーで風を送ったり、強い力で拭き取ったりすることも避けましょう。
イヤホンのなかでも耳垢が付きやすいのは、イヤーピースを耳穴に差し込んで装着する「カナル型イヤホン」です。耳穴に密着する構造のため、どうしても耳垢が付着しやすくなります。
また、耳の入り口に引っ掛けるようにして装着する「インナーイヤー型イヤホン」は、カナル型に比べると耳垢は付きにくいものの、絶対に付かないわけではありません。なるべく耳垢を付着させたくないなら、耳をふさがずに装着できる「オープンイヤー型イヤホン」を検討してみるとよいでしょう。
イヤホンの耳垢が詰まったまま放置すると、本来の音質で聴けなくなったり、耳のトラブルにつながったりする可能性があるため、こまめな手入れが欠かせません。また、長時間のイヤホン装着を避けるのも大切なポイントです。
耳の健康リスクを抑え、快適に使い続けたいという方には、オープンイヤー型イヤホンがおすすめです。nwm(ヌーム)の「耳スピ」シリーズでは、完全ワイヤレスタイプやネックバンドタイプなど、さまざまな種類のモデルを展開しています。
耳をふさがないオープンイヤー型で、より良いイヤホンライフを送ってみてはいかがでしょうか。