オープンイヤー型イヤホンは高齢者におすすめ!骨伝導・空気伝導の特徴や製品の選び方

この記事の要約

  • 骨伝導イヤホンは、耳をふさがずに使えるオープンイヤー型イヤホンの一種です。
  • オープンイヤー型は、周囲の音を聞き取りやすく、耳の蒸れや圧迫感も抑えやすいため、高齢者の方にもおすすめです。
  • 選ぶ際は、接続方式・装着感・操作性・音質・バッテリー・便利な機能を確認しましょう。
  • 空気伝導と骨伝導は特徴が異なるため、音質や自然な聞こえ方、使用シーンに合わせて選ぶことが大切です。

骨伝導イヤホンもその一つ!「オープンイヤー型イヤホン」とは?

nwm GO

オープンイヤー型イヤホンとは、耳をふさがずに装着できるイヤホンのことです。耳は開放的な状態でも、骨伝導や空気伝導といった音を伝達する仕組みによって、イヤホンの音を聴くことができます。

オープンイヤー型イヤホンは、「カナル型イヤホン」と呼ばれる耳の穴をふさぐイヤホンとは異なり、イヤホンの使用中でも周囲の音を聞き取れるのが特徴です。

なお、一般的に「骨伝導イヤホン」と呼ばれているものは、オープンイヤー型イヤホンの一種です。オープンイヤー型イヤホンについては、以下の記事でも解説しています。

【関連記事】
オープンイヤーイヤホンとは?メリットや選び方、おすすめ製品を徹底解説

また、カナル型イヤホンについて詳しくは、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】
カナル型イヤホンとは?メリット・デメリットやほかのイヤホンとの違いを解説

オープンイヤー型イヤホンの骨伝導と空気伝導の違い

オープンイヤー型イヤホンの音の伝達方式には、骨伝導と空気伝導の2種類があります。

骨伝導イヤホンは、こめかみなどの骨を通じて内耳を振動させ、音(骨導音)を届ける仕組みです。この振動を不快に感じたり、体質的に骨伝導の仕組みが合わなかったりする方もいます。

一方の空気伝導イヤホンは、空気を振動させて音(気導音)を鼓膜に届ける仕組みです。私たちは普段、空気伝導の仕組みによって環境音などを聞き取っています。

骨伝導イヤホンのデメリットについては、以下の記事でも解説していますので、併せてご覧ください。

【関連記事】
骨伝導イヤホンのデメリットは?メリットや後悔しないための対策も紹介

オープンイヤー型イヤホンが高齢者におすすめな理由

ウォーキング

骨伝導イヤホンなどのオープンイヤー型イヤホンは、高齢者の方にもおすすめです。ここでは、その理由を解説します。

常に周囲の音が聞こえて安全に使える

骨伝導や空気伝導のオープンイヤー型イヤホンは、音楽などを聴いていても常に周囲の音が聞こえます。

高齢者は、加齢によって注意力が衰える傾向があります。イヤホンを使用することにより周囲の状況に気を配れなくなると、シーンによっては危険をともなうでしょう。

オープンイヤー型イヤホンなら散歩やウォーキングで外出する際でも、自転車・車の接近音や踏切の警報音などに気付けるため、より安全です。

耳ムレなどの不快感を軽減できる

カナル型イヤホンのように耳の穴をふさいでしまうと、耳の中が蒸れたり、かゆくなったりしやすいでしょう。その結果、耳の中に細菌やカビが広がる「外耳炎」を発症するケースもあります。

外耳炎が悪化すると、難聴になる可能性があるほか、高齢者の場合には「悪性外耳炎」などの合併症に進展しやすいため要注意です。

一方、オープンイヤー型イヤホンなら、骨伝導でも空気伝導でも耳は開放された状態であるため安心して使用できます。圧迫感や閉塞感もなく、イヤホンの使用時間が長くなっても快適です。

例えば、家事をしながらポッドキャストを聴いたり、ゆっくりと動画視聴を楽しんだりするシーンにも適しています。

【関連記事】
イヤホンで耳が濡れる・蒸れるのはなぜ?原因と不快感を軽減する方法

テレビの視聴にも使いやすい

「テレビの音量が大きいと言われる」「家族に気を遣って音量を上げられない」などと、悩む方もいるかもしれません。周囲を気にせずテレビを楽しみたい時には、イヤホンを使う手もあります。

特に骨伝導や空気伝導のオープンイヤー型イヤホンなら、テレビの音を聞きながら家族の呼びかけやインターホンの音なども聞き取れます。耳をふさがないため、長時間のテレビ視聴でも不快感が少ないでしょう。

メガネとも併用できる

年齢が上がるにつれ、老眼などの理由からメガネを着用する方は多くなるでしょう。高齢者層では、6割を超える方が日常的にメガネを着用しているというデータもあります。

骨伝導や空気伝導のオープンイヤー型イヤホンには、耳掛けタイプやネックバンドタイプなどのさまざまな種類があります。多くの選択肢のなかから、自分の使用しているメガネと干渉しないものを選ぶことが可能です。

メガネを掛けたままイヤホンを使えれば、離れたテレビ画面を見ながらイヤホンで音声を聴いたり、家族や友人とビデオ通話をしたりする際にも便利です。

なお、オープンイヤー型イヤホンとメガネの併用については、以下の記事でも解説しています。

【関連記事】
オープンイヤーイヤホンはメガネと併用できる?着け方や選び方のポイントも詳しく解説

高齢者向けのオープンイヤー型イヤホンの選び方

テレビをみる女性

ここでは、骨伝導イヤホンなどのオープンイヤー型イヤホンについて、高齢者の方に向けた製品選びのポイントを解説します。

ポイント1.接続方式・形状

オープンイヤー型イヤホンは、接続方式によって「ワイヤレスタイプ」と「有線タイプ」に分かれます。

ワイヤレスタイプは、スマートフォンなどの機器とイヤホンを無線で接続するものです。一方の有線タイプは、スマートフォンなどの機器とイヤホンをケーブルでつないで使用します。

さらに、ワイヤレスタイプには、以下のような種類もあります。

完全ワイヤレスタイプ・ネックバンドタイプ比較

種類 特徴
完全ワイヤレスタイプ
  • 左右のイヤホンが独立しているため、断線やケーブルの絡まりなどの心配がない
  • サイズが合わないと落下・紛失しやすい
  • コンパクトなためLとRの文字が小さく、左右の区別がつきづらい
ネックバンドタイプ
  • 存在感があり紛失しにくい
  • イヤホンを使わない時は首に掛けておける
  • 収納には向かないサイズなので、ポケットやバッグに入れて持ち運ぶには不便

完全ワイヤレスタイプのなかには、付属のストラップによってネックバンドタイプのように使える製品もあります。普段どのようにイヤホンを使うかをイメージしながら、接続方式や形状を選ぶのがおすすめです。

ポイント2.装着感

イヤホンは頻繁に出番があるものだからこそ、「快適に使える装着感か」は重要です。特に、以下の3点をチェックしましょう。

  • 耳へのフィット感
  • 重さ
  • メガネとの相性

自分の耳とイヤホンの形状・大きさが合っていないと、イヤホンが外れて落ちてしまいます。散歩などの際にイヤホンが耳から落ちると、紛失してしまうかもしれません。きつく締め付けるものではなく、やさしく耳にフィットするものを選んでください。

重さについては、イヤホン全体で30g以下の製品を選ぶと、首や肩への負担を減らしやすいでしょう。

また、メガネとの相性を確かめるために、できる限り試着することも大切です。試着が難しい場合には、メーカー公式サイトの製品レビューなども参考にできます。

【関連記事】
オープンイヤーイヤホンが耳から落ちる!対策とおすすめの製品を紹介

ポイント3.操作性

電源を入れる、音量を変える、通話するなど、イヤホンでは多くの操作が発生します。ボタンやタッチセンサーの位置・大きさがわかりやすいか、直感的に操作できるかをチェックしましょう。

音量が最大になった時に通知音が鳴る仕様なら、無意識に音量を上げすぎることも防げるでしょう。

【関連記事】
大音量でのイヤホン使用は危険?音量の目安や耳を守るためのポイント

ポイント4.音質・音漏れ

高齢者に限らず、イヤホンの音質の悪さはストレスの原因になります。クリアで聴きやすい音質にこだわった製品を選びましょう。

また、オープンイヤー型イヤホンは、骨伝導・空気伝導ともに構造上音漏れが発生しやすいのが特徴です。nwm(ヌーム)の「耳スピ」シリーズのように、音漏れを抑制する技術が搭載された製品なら、イヤホン使用時に家族などの周囲の人にも配慮できます。

オープンイヤー型イヤホンの音漏れについて詳しくは、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】
オープンイヤーイヤホンは音漏れする?音漏れを抑える方法や技術も紹介

また、nwm(ヌーム)の「耳スピ」シリーズに搭載されている音漏れ抑制技術については、以下のページで紹介しています。

nwm(ヌーム)のテクノロジーを見る

ポイント5.バッテリー・充電

オープンイヤー型イヤホンのうち、ケーブルがないワイヤレスタイプは、定期的な充電が必要です。目安として、バッテリーの持続時間が8時間以上あると、充電の手間を減らせます。

また、充電ケースに入れるだけ、充電ケーブルをつなぐだけなど、製品によって充電方法も異なるため事前に確認しておきましょう。充電の心配をしたくない方は、有線タイプのオープンイヤー型イヤホンがおすすめです。

ポイント6.便利な機能

防塵・防水機能やマルチポイント接続機能など、オープンイヤー型イヤホンは製品によってさまざまな機能が搭載されています。

特に、高齢者の方がイヤホンを使用するなら、集音器機能があると便利です。集音器機能は、周囲の音をマイクで拾い増幅して耳に届けるもので、「ちょっとした聞こえづらさ」に悩む方に向いています。

オープンイヤー型集音器「cocoe Ear(ココエイヤー)」のように、オープンイヤー型イヤホンとしても、集音器としても使える製品も存在するので、チェックしてみてください。

cocoe(ココエ)の公式サイトを見る

なお、本項で触れたマルチポイント接続機能については、以下の記事で詳しく解説しています。

【関連記事】
ワイヤレスイヤホンのマルチポイントとは?活用術やおすすめの対応製品

高齢者にもおすすめ!nwm(ヌーム)のオープンイヤー型イヤホン「耳スピ」

nwm(ヌーム)の「耳スピ」シリーズは、空気伝導方式のオープンイヤー型イヤホンです。まるでスピーカーのような開放感と、臨場感のあるサウンドを楽しめる製品です。

すべてのモデルにNTTの特許技術「PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)」を搭載し、オープンイヤー型でありながら、音漏れを抑制しています。

また、上位モデルには同じくNTTの特許技術「Magic Focus Voice(マジックフォーカスボイス)」も搭載しています。自分の声を相手へクリアに届けられるため、通話の機会が多い方におすすめです。

今回は、「耳スピ」シリーズのなかから、高齢者の方にもおすすめの4製品を紹介します。

軽さを重視する方には「nwm DOTS」

nwm DOTS

nwm DOTSは、完全ワイヤレスタイプのオープンイヤー型イヤホンです。PSZとMagic Focus Voiceの両技術を搭載しています。

片耳約8gと、着けていることを忘れるほど軽いため、高齢者の方でも負担なく着用可能です。

また、専用のテールチップや、公式ストアから購入した場合に付属する専用テールフックによって、自分の耳に合わせてフィット感を調整できます。

これまでは、イヤホンを着用して最初は快適に使えていても、徐々に重さや締め付けが気になって外してしまうといったことが多々ありました。nwm DOTSは想像以上に負担がなく、耳に馴染んでくれるような感覚で使えます。テールチップとテールフックのおかげで、落下するトラブルも起きていません。

Magic Focus Voice PSZ

オープンイヤー型 完全ワイヤレス 耳スピーカー

セール価格¥24,200 (税込)
カラー : チャコールブラック
詳細を見る

安定感を重視する方には「nwm GO」

nwm GO

nwm GOは、ワイヤレスタイプでネックバンド形状のオープンイヤー型イヤホンです。ネックバンドは柔軟性に優れており、安定した着用が可能です。

本体は約20gと軽量で、IP55相当の防塵・防水性能もあります。散歩やウォーキングなど、屋外でイヤホンを使用したい高齢者の方にもおすすめです。

nwm GOの周囲の音が聞こえる安全性の高さと、ネックバンドタイプならではの使い勝手の良さに惹かれました。大きさ的に紛失の心配も少ないため、気兼ねなく着用できます。着ける人を選ばないカラーバリエーションなので、両親へのプレゼント用として購入を検討しています。

PSZ

オープンイヤー型 ネックバンドワイヤレス 耳スピーカー

セール価格¥16,500 (税込)
カラー : フォグブラック
詳細を見る

充電の手間をなくしたい方には「nwm WIRED」

nwm WIRED

nwm WIREDは、有線タイプのオープンイヤー型イヤホンです。接続端子は3.5mmステレオミニプラグとUSB Type-Cの2種類から選べます。

有線イヤホンなので、バッテリー切れの心配や充電の手間がいりません。接続トラブルも起きにくいことから、ビデオ通話や動画視聴でも快適です。

無線接続の設定を手間に感じるほか、万が一接続トラブルが起こった時にスムーズに対処できる自信がないため、nwm WIREDという有線タイプの選択肢があるのがうれしいです。耳がオープンな状態なので、一般的な有線イヤホンとは一味違う感覚で活用できます。散歩する程度であればケーブルが邪魔に感じることもなく、いろいろなシーンで役立ちそうです。

PSZ

オープンイヤー型 有線 耳スピーカー

セール価格¥4,950 (税込)
カラー : ダークブラウン
詳細を見る
PSZ

オープンイヤー型 有線 耳スピーカー

セール価格¥5,940 (税込)
カラー : ダークブラウン
詳細を見る

音質を重視する方には「nwm ONE」

nwm ONE

nwm ONEは、オープンイヤー型かつオーバーヘッド形状のモデルです。「耳スピ」シリーズのなかでも特に高音質なため、音質を妥協したくない方に向いています。

本体の重さは約185gで、一般的なヘッドホンと比べると超軽量です。ただし、「耳スピ」シリーズのなかでは重さがあるため、高齢者の方は自宅を中心に使用するとよいでしょう。

なお、ワイヤレスと有線の両方に対応しています。

昔からイヤホンよりもヘッドホン派だったため、オーバーヘッド形状のnwm ONEに惹かれました。自分にはしっかりと聴こえる音量でも、家族から音漏れを指摘されたことはありません。心地良い音質で楽しみながらも、家族と会話したり、インターホンの音などに気付けたりするので便利です。

Magic Focus Voice PSZ

オープンイヤー型 オーバーヘッド 耳スピーカー

セール価格¥39,600 (税込)
カラー : ダークグレイ
詳細を見る

高齢者のイヤホン使用に関するよくある質問

クエスチョンマーク

ここでは、高齢者のイヤホン使用に関して、よくある質問と回答を紹介します。

骨伝導イヤホンは補聴器の代わりになる?

骨伝導イヤホンと補聴器は目的や役割が異なるため、完全な代替はできません。

補聴器は、厚生労働省の定めた基準で第三者機関に認証を受けた「管理医療機器」に分類されるものです。難聴によって、日常生活に支障が出ている方が装用します。

これに対し骨伝導イヤホンは、「一般家電」に分類される音響機器です。健聴者が音楽などを楽しむためのもので、本来は聴力を補正するものではありません。

オープンイヤー型イヤホンのデメリットは?

オープンイヤー型イヤホンのおもなデメリットは、音漏れが発生しやすいことと、騒がしい環境下では音が聴こえづらくなることです。

音漏れのデメリットは、音漏れを抑制する技術が搭載されたイヤホンを選ぶとともに、適切な音量設定を心がけることにより解消できます。適切な音量設定は耳を守るためにも重要です。

聴こえづらさについては、「いつも雑音や騒音が多い場所でイヤホンを使用する」という方でなければ、大きな心配はいらないでしょう。

【関連記事】
オープンイヤーイヤホンのデメリットは?対策やおすすめの活用シーンも解説

空気伝導と骨伝導イヤホンはどちらがおすすめ?

空気伝導と骨伝導イヤホンはそれぞれ特徴が異なるので、自分に合ったほうを選びましょう。

空気伝導イヤホンは、音質や自然な聞こえ方を求める方におすすめです。音楽鑑賞や動画視聴などにも向いています。

一方の骨伝導イヤホンは、イヤホンからの音と周囲の音を明確に聞き分けたい方におすすめです。ただし、音の独特なクセや装着感など、人を選びやすい点に注意しましょう。

【関連記事】
オープンイヤーと骨伝導イヤホンの違いは?メリットとデメリットを確認しよう

オープンイヤー型イヤホンをテレビで使うにはどうすれば良い?

テレビ視聴で使用するイヤホンがワイヤレスタイプの場合、テレビの仕様によって接続方法が異なります。

自宅のテレビにBluetooth機能が搭載されていれば、イヤホンと無線接続することで使用可能です。テレビにBluetooth機能がない場合には、「トランスミッター」と呼ばれる機器を購入する必要があります。

なお、本記事で紹介したワイヤレスイヤホン兼集音器の「cocoe Ear(ココエイヤー)」には、テレビ視聴のための別売りアクセサリー「cocoe Link(ココエリンク)」があります。

日常生活も趣味もオープンイヤー型イヤホンで快適に

耳をふさがないオープンイヤー型イヤホンは、周囲の音を聞き取りながら安全に使えることや、耳の蒸れ・かゆみを避けられることなどから、高齢者の方にもおすすめです。自分に合ったオープンイヤー型イヤホンを選べば、日常生活から趣味のシーンまで快適に活用できるでしょう。

nwm(ヌーム)の「耳スピ」シリーズは、高齢者の方にも人気のオープンイヤー型イヤホンです。公式サイトから、気になるモデルをぜひチェックしてみてください。

nwm(ヌーム)の公式サイトを見る

耳スピ製品一覧を見る

コラム一覧に戻る