
安全な運行のため、飛行機への持ち込み手荷物や預け荷物にはルールがあります。ワイヤレスイヤホンを持参する際も、事前にルールを確認しておくと安心です。
この記事では、ワイヤレスイヤホンの飛行機での持ち込み・使用ルールを解説するとともに、機内で快適に使うためのポイントも紹介します。飛行機に乗る予定がある方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の要約

ワイヤレスイヤホンを飛行機内に持ち込んで使用することは可能です。実際に主要航空会社でも、国内線・国際線ともに機内での使用が認められています。
一方で、ワイヤレスイヤホンには特定の条件下で発火・爆発などのリスクがあるリチウムイオン電池が内蔵されているため、預け手荷物として扱う場合は一定の条件があります。
ワイヤレスイヤホンを預け手荷物にするための基本的な条件は、以下のとおりです。
※参考:飛行機へ持ち込めないもの(2026年版) お出かけ前に確認を!|政府広報オンライン
ワイヤレスイヤホンをケースや衣類などで保護するのは、偶発的な作動や損傷を防ぐためです。
なお、航空会社によっては、ワイヤレスイヤホンの機内持ち込み手荷物・預け手荷物としての条件が、より厳しい場合もあります。利用予定の航空会社のルールを確認しておきましょう。

ここでは、ワイヤレスイヤホンの飛行機内での使用方法について解説します。
飛行機内でワイヤレスイヤホンとスマートフォンなどを接続する際は、接続機器を機内モードなどの電波を発しない状態に設定しましょう。
機内モードに設定していないスマートフォンなどの電子機器は、飛行機のドアが閉まってから、着陸後の滑走が終了するまで使用できません。電子機器が発する電波が、航空機の運航に影響をおよぼす恐れがあるためです。
なお、機内モードなどに設定した状態でも、ワイヤレスイヤホンとのペアリングは問題なく行なえます。
通常はワイヤレスイヤホンを使用できるタイミングでも、安全上の理由から客室乗務員に使用を控えるよう案内されることがあります。
飛行機内では客室乗務員の指示を最優先にし、案内があった場合は速やかにワイヤレスイヤホンを外すようにしましょう。
ワイヤレスイヤホン本体や充電ケースを飛行機内で充電する場合は、原則として機内電源(USBポート)を使用することになります。
一方、モバイルバッテリーを使用した充電については、国から以下のような新しいルールが提示されています。
なお、モバイルバッテリーは衝撃・損傷が原因で発火する可能性があるため、預け荷物ではなく機内持ち込み手荷物にしなければなりません。また、持ち込めるのは、ワット時定格量が160Wh以下のものに限り、一人当たり2個までです。
※参考:飛行機へ持ち込めないもの(2026年版) お出かけ前に確認を!|政府広報オンライン

ここでは、自分も周囲の人も快適に過ごせるよう、飛行機内でワイヤレスイヤホンを使う際のポイントを紹介します。
前章のとおり、飛行機内でのワイヤレスイヤホンの充電方法には制限があります。また、使おうと思った時にバッテリーが切れていると、コンテンツを十分に楽しめないかもしれません。
そのため、ワイヤレスイヤホンは飛行機の搭乗前にしっかり充電しておくと安心です。併せて、飛行機に乗る予定がある場合は、バッテリーの持続時間が長いワイヤレスイヤホンを選ぶこともポイントです。
飛行機内のWi-Fiサービスは、速度が遅かったり有料だったりすることがあります。そのため、音楽や動画、映画などのコンテンツは、スマートフォンにあらかじめダウンロードしておくとよいでしょう。
あらかじめダウンロードしておけば、通信環境を気にせずコンテンツを楽しめます。
飛行機内は座席同士の距離が近いため、思った以上に音漏れが気になることがあります。周囲の人々に不快な思いをさせないためにも、ワイヤレスイヤホンの音漏れには注意しましょう。
具体的には、以下の3つのポイントがあります。
ワイヤレスイヤホンのノイズキャンセリングとは、周囲の雑音を打ち消す機能のことです。
飛行機内では、常にエンジン音が響いていたり多くの人が動いていたりして、雑音が気になりやすいでしょう。ノイズキャンセリング機能を活用すれば、ワイヤレスイヤホンの音声に集中しやすくなります。また、音量の上げすぎも防げるため、音漏れを抑える意味でも役立つ機能です。
ただし、ノイズキャンセリング機能を常時オンにしていると、機内アナウンスや客室乗務員の声かけに気付けない可能性があります。飛行機内で緊急時の指示を聞き逃すと危険です。
そのため、機内アナウンスが予想されるタイミングや客室乗務員とのやり取りがある場面では、ノイズキャンセリング機能をオフにするなど使い分けると安心です。
ワイヤレスイヤホンのなかでも「完全ワイヤレスイヤホン」は、小型で持ち運びしやすい反面、紛失しやすい点に注意が必要です。
飛行機内では、座席の下や隙間にイヤホンが入り込んでしまうことがあります。狭い場所に落ちると、自力で取り出すのが難しい場合もあるでしょう。
そのため、イヤホンの着脱はテーブルの上など、安定した場所で行なうのがおすすめです。また、使用しない時は座席やポケットに入れたままにせず、充電ケースに戻す習慣を付けると紛失防止につながります。

ワイヤレスイヤホンといっても、さまざまな種類があります。飛行機内で使うなら、耳をふさがないオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンもおすすめです。
オープンイヤー型イヤホンは、音楽などのコンテンツを楽しみながらでも、機内アナウンスや客室乗務員の声を聞き取りやすい点がメリットです。また、着けっぱなしでも耳が疲れにくく、長時間のフライトでも快適に過ごしやすいでしょう。
ただし、周囲の音を聞き取る構造のオープンイヤー型イヤホンは、基本的にノイズキャンセリング機能はありません。そのため、フライト中の過ごし方に合わせて、ワイヤレスイヤホンを使い分けるのも一つの方法です。
| 飛行機内でのシーン | ワイヤレスイヤホンの種類 |
|
耳を密閉するワイヤレスイヤホン |
|
オープンイヤー型のワイヤレスイヤホン |
なお、オープンイヤー型イヤホンには有線タイプもあります。さらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
【関連記事】
オープンイヤーイヤホンとは?メリットや選び方、おすすめ製品を徹底解説
オープンイヤーイヤホンは飛行機で使える?メリット・デメリットや製品選びのコツ
また、以下の記事では、密閉型イヤホンのメリット・デメリットなどについて解説しています。
nwm(ヌーム)の「耳スピ」シリーズは、空気伝導タイプのオープンイヤー型イヤホンです。まるでスピーカーのような開放感と、臨場感のあるサウンドを楽しめます。
「耳スピ」は、すべてのモデルに音漏れを抑えるNTTの特許技術「PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)」を搭載しているのが特徴です。ドライバーから一定距離のところで+と-の音波を打ち消し合い、オープンイヤー型でありながら音漏れを抑制しています。このPSZ技術により、飛行機内でも音漏れに配慮しながらコンテンツを楽しめます。
今回は、「耳スピ」シリーズのなかから4製品を紹介します。

nwm DOTSは、完全ワイヤレスタイプのオープンイヤー型イヤホンです。
充電ケースを利用すると最大32 時間もの再生が可能で、フライトなどの長時間充電できない環境にも適しています。充電ケースもコンパクトで、機内に持ち込んでも邪魔になりません。イヤホンの重さは片耳約8 gと、着けていることを忘れそうなほどです。
コンパクトで軽いと、落下や紛失が心配になるかもしれませんが、専用のテールチップによって自分の耳にしっかりとフィットさせられます。さらに、公式ストアから購入すれば、専用のテールフックも付属します。
旅行する機会が多いため、充電ケース込みのバッテリー持続時間が非常に長いnwm DOTSを選びました。新幹線や飛行機でイヤホンを使い続けていると、耳が疲れてしまうことがよくあります。しかし、nwm DOTSは不快な重みをまったく感じないので、「旅先に着く前に疲労感が溜まる」といったことがありません。


















オープンイヤー型 完全ワイヤレス 耳スピーカー

nwm GOは、ネックバンドタイプのワイヤレスイヤホンです。ネックバンド部分は柔軟性に優れており、高い安定感があります。そのため、飛行機内や旅先での落下・紛失が気になる方にもおすすめです。
本体の重さは約20 gと軽量で、長時間着けっぱなしでも快適に過ごせるでしょう。また、IP55 相当の防塵・防水性能もあり、飛行機内での水濡れや旅先での突然の雨などによる、イヤホンの故障リスクも減らせます。
外出する際は基本的にイヤホンを着けっぱなしにしていたいので、軽さ・安定感・防水性能に優れたnwm GOが気に入っています。人混みでほかの人に少し体がぶつかってしまった時も、耳から外れ落ちることはありませんでした。耳をふさがないので、旅先の不慣れな土地でも周囲の音を聞きながら安心して活動できます。














オープンイヤー型 ネックバンドワイヤレス 耳スピーカー

nwm ONEは、オープンイヤー型かつオーバーヘッド形状のモデルです。2wayドライバー搭載で、「耳スピ」シリーズのなかでも特に音質にこだわっています。
耳をふさがないため、長時間着用しても耳が蒸れにくいのが特徴です。
また、本体の重さも約185 gと超軽量です。ワイヤレスと有線の両方に対応しているため、利用シーンに合わせて使い分けられます。
nwm ONEは、その形状から自宅用にする方が多いかもしれません。しかし、最大20 時間バッテリーが持続することや、ワイヤレス・有線の両方に対応していることなどから、フライトなどの長距離移動時にも便利だと思います。おしゃれなデザインで、スタイリングを引き締めてくれるのも魅力です。











オープンイヤー型 オーバーヘッド 耳スピーカー

ワイヤレスイヤホンのバッテリー切れが心配な方や、飛行機のモニターで接続トラブルなく映画などを楽しみたい方には、有線タイプのイヤホンもおすすめです。
nwm WIREDは、接続端子を3.5 mmステレオミニプラグとUSB Type-Cの2種類から選べる有線イヤホンです。リーズナブルな価格なので、旅行のために新たにイヤホンを購入する際にもハードルが低いでしょう。
また、IPX4 相当の防水仕様となっている点も安心です。
価格重視で選んだnwm WIREDですが、音漏れはきちんと抑制されており、コストパフォーマンスが高いです。有線タイプなので、万が一落下しても紛失する可能性が低く、「いつ充電をするか」を考える必要もありません。平日は仕事用として、休日はお出かけ用として活躍しています。













オープンイヤー型 有線 耳スピーカー










オープンイヤー型 有線 耳スピーカー
ここでは、飛行機内でのイヤホン使用に関して、よくある質問と回答を紹介します。
有線イヤホンには、リチウム電池が内蔵されていません。そのため、飛行機の持ち込み手荷物・預け荷物としての特段の制限はなく、通信用の電波も発さないため常時使用できます。
ただし、客室乗務員の指示に最優先にしたがうことは、ワイヤレスイヤホンでも有線イヤホンでも変わりません。有線イヤホンを使用する際も、重要な機内アナウンスを聞き逃さないよう注意しましょう。
飛行機のモニターで楽しめる機内エンターテインメントシステムは、有線接続が基本となるケースが多いでしょう。ただし、一部の最新機材ではBluetooth接続に対応しているため、ワイヤレスイヤホンが使える場合もあります。
事前に確認しておくか、機内エンターテインメントシステム用として、ワイヤレスイヤホンのほかに有線イヤホンも持っておくと安心です。
常識の範囲内であれば、ワイヤレスイヤホンや有線イヤホンを飛行機内に複数持ち込むことは可能です。例えば、密閉型のワイヤレスイヤホンとオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンを持ち込み、シーンによって使い分ければ、フライトが快適になります。
航空会社ごとに電子機器の持ち込み数を定めている場合もあるため、あらかじめ確認しておきましょう。
スマートフォンなどの接続機器が、機内モードなどの電波を発しない状態になっていれば、飛行機の離着陸時もワイヤレスイヤホンを使用することは可能です。
以前は、離着陸時にスマートフォンなどの電子機器は電源をオフにする必要がありましたが、このルールはすでに改正されています。
ワイヤレスイヤホンは、持ち込み手荷物として飛行機内に持ち込んで使用できます。事前に利用予定の航空会社のルールを確認しておくとともに、飛行機内では客室乗務員の指示にしたがって使用しましょう。
飛行機内で使うなら、アナウンスなどを聞き取れて、耳への負担も気になりにくいオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンもおすすめです。nwm(ヌーム)の「耳スピ」シリーズで、ぜひ快適な空の旅を楽しんでください。