
イヤホンを使っていて、「耳が痛い」「音がこもる」「外れやすい」などと感じたことはないでしょうか。これらの原因の一つに、“イヤーピース”のサイズが合っていないことが挙げられます。
この記事では、イヤーピースのサイズが合わないことによって起こるトラブル例や、自分に合ったイヤーピースの選び方などを解説します。イヤーピースのサイズ調整が不要なオープンイヤー型イヤホンについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

「イヤーピース」とは、イヤホンの先端に取り付ける部品で、「イヤーチップ」や「イヤーパッド」などと呼ばれることもあります。
イヤーピースは耳に直接触れる重要なパーツであり、特にカナル型イヤホンでは、イヤーピースの大きさによって着け心地や音の聴こえ方が大きく変わります。
ここでは、イヤーピースのサイズが合わないことにより起こりやすいトラブルについて、具体的に説明します。
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イヤーピースのサイズが合っていないと、装着感が悪く耳に負担がかかります。
大きすぎるイヤーピースは耳を強く圧迫し、小さすぎるものは安定せずにズレてしまいます。その結果、耳の不快感や痛みにつながりやすいでしょう。
不快感や痛みがある状態で無理にイヤホンを使い続けると、耳の健康に悪影響をおよぼす可能性もあります。
カナル型イヤホンは、イヤーピースが耳にフィットすることを前提に設計されています。そのため、イヤーピースのサイズが合わないと、本来の音質よりも聴こえ方が悪くなるかもしれません。
小さすぎるイヤーピースでは、耳穴との隙間から低音が抜けるため、全体的に軽い音に聴こえる傾向があります。一方で、大きすぎるイヤーピースを無理に装着すると音がこもり、クリアさが損なわれてしまうでしょう。
イヤーピースのサイズは、イヤホンの遮音性や密閉性にも影響します。
小さすぎるイヤーピースは隙間が生じるため、遮音性が低下して外部の音が入り込みやすくなります。賑やかな環境下でイヤホンを使用する場合には、音楽や通話に集中できないでしょう。
また、大きすぎるイヤーピースは耳にしっかりと収まらないため、密閉性が不十分となり音が外へ漏れる原因になります。
イヤーピースのサイズが合わないと耳から外れやすくなるため、イヤホンの使用中に何度も落ちてしまうかもしれません。落下のたびにイヤホンを着け直す手間もかかり、ストレスを感じやすいでしょう。
特に、小さいイヤーピースは安定感がなく、わずかな動きでも外れやすくなります。イヤホンの紛失や故障のリスクを高めるため、イヤーピースのサイズには注意が必要です。

イヤホンには、S・M・Lサイズのイヤーピースが同梱されていることが多く、メーカーによってはXSサイズやXLサイズも用意されています。
さまざまなサイズのなかから、まずは耳穴を隙間なくふさげるイヤーピースを探しましょう。そのうえで、耳への圧迫感がないかをチェックし、問題なければそのイヤーピースが適正サイズといえます。

ここでは、自分にぴったり合うイヤーピースを見つけるためのポイントを紹介します。
前章のとおり、イヤーピースはS・M・Lといったサイズ展開が一般的です。ただし、同じサイズ表記でも、メーカーによって大きさが異なることがあります。
そのため、とあるイヤホンのイヤーピースは「Mサイズ」が自分の耳に合っていたという場合でも、別のイヤホンでは「Sサイズ」がフィットするかもしれません。最適なサイズを選ぶには、実際に装着して着け心地を確かめることが重要です。
人によっては、左右で耳の穴の大きさや形が微妙に異なり、両耳に同じサイズのイヤーピースを使うとフィット感に差が出ることがあります。
両耳のイヤーピースのサイズは必ずしも同じである必要はなく、左右それぞれの耳に合うサイズのものを装着することがポイントです。
イヤーピースに用いられる素材のおもな種類は、「シリコーン素材」と「フォーム素材」の2つです。
シリコーン素材のイヤーピースは耐久性が高く、滑らかな装着感が特徴です。水洗いもできるため、清潔に保ちやすいというメリットがあります。音質はニュートラルでクセが少なく、多くの方が使いやすいタイプといえるでしょう。
一方のフォーム素材は、耳の形に合わせて密着しやすく、遮音性や低音の迫力を高めやすい点がメリットです。長時間使用しても快適ですが、シリコーン素材に比べると耐久性が低いため、定期的な交換が必要です。
装着感や音質の傾向も確かめたうえで、自分好みの素材を選ぶとよいでしょう。
イヤーピースは、形状によって耳へのフィット感や音質に差が出ます。
「砲弾型」は丸みのあるシンプルな形状で、耳への圧迫感が少なく、多様な耳の形状にフィットしやすいでしょう。複数のリングが連なった「フランジ型」は、耳の中でしっかり固定され、遮音性が高く音漏れを抑えやすい傾向があります。
形状によって音の聴こえ方も変わるため、イヤーピースの素材とともにチェックしましょう。
イヤーピースを選ぶ際は、装着するイヤホンとの互換性を確認することも必要です。イヤーピースを装着する部分である「イヤーポート」は、直径や長さが製品ごとに異なります。そのため、使用したいイヤホンにすべてのイヤーピースが装着できるわけではありません。
特に、フォーム素材のイヤーピースは伸縮性が低いため、適合するサイズでないと装着できないことが多々あります。購入前に製品情報を確認するか、アダプター付きのイヤーピースを選ぶようにしましょう。
完全ワイヤレスイヤホンの場合は、イヤーピースを交換した際に充電ケースに収まるかどうかも重要です。
LサイズやXLサイズといった大きめのイヤーピースにすると、ケースの蓋が閉まらず「充電できない」「ペアリング時に誤作動する」といったトラブルも考えられます。購入前や交換後には、イヤーピースを装着した状態で充電ケースに収納できるか、必ず確認しましょう。
なお、以下の記事では、充電トラブルを含めたワイヤレスイヤホンの基礎知識について解説していますので、併せて参考にしてください。
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ワイヤレスイヤホンの使い方は?基本手順やトラブル例・対処法も!

イヤホン選びにおいて、イヤーピースのサイズ調整や耳のフィット感に悩む方は多いでしょう。オープンイヤー型イヤホンなら、イヤーピースの着脱やサイズ選びの手間が不要で、サイズが合わないことによるストレスやトラブルもなく快適に使い始められます。
オープンイヤー型イヤホンは、その名のとおり耳の穴(外耳道)をふさがずに装着するタイプのイヤホンです。カナル型やインナーイヤー型のように耳の中に入れないため、イヤーピース自体が存在しません。
また、オープンイヤー型イヤホンの形状には、大きく分けて「耳掛けタイプ」と「イヤーカフタイプ」があります。いずれの形状も軽い装着感で、耳への物理的な負担を最小限に抑えられるでしょう。
オープンイヤー型イヤホンについてさらに詳しくは、以下の各記事をご覧ください。
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カナル型・インナーイヤー型・オープンイヤー型のイヤホンの違いをまとめて解説
オープンイヤー型イヤホンは、耳をふさがない設計であるため、長時間着けても蒸れにくく、圧迫感や痛みを感じにくいという魅力があります。カナル型イヤホンのような、閉塞感が気になる方におすすめです。
また、音楽を聴くのと同時に周囲の音を聞き取れるので、ランニングや通勤時などの安全性を重視したいシーンでも活躍します。
nwm(ヌーム)のオープンイヤー型イヤホン「耳スピ」は、耳をふさがず快適に装着できる空気伝導タイプのイヤホンです。イヤーピースのサイズやフィット感を気にせず装着できるので、着け心地に悩む方にもおすすめです。
「耳スピ」は、耳をふさがなくても周囲への音漏れを抑えられる、NTTの特許技術「PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)」を搭載しています。さらに、上位モデルには「Magic Focus Voice(マジックフォーカスボイス)」も搭載。周囲が騒がしい環境でも、通話やオンライン会議で自分の声だけをクリアに届けることが可能です。
「耳スピ」シリーズには、日常生活やスポーツ、仕事、音楽鑑賞などのさまざまなシーンで使いやすい、以下の製品があります。
| 製品 | 製品画像 | ワイヤレス/有線 | 連続再生時間 | 質量 |
防塵 ・防水性能 |
マイクの有無 |
| nwm DOTS | ![]() |
完全ワイヤレス |
本体のみ約8 時間 |
片耳:約8 g | IP54 相当 | 〇 |
| nwm GO | ![]() |
ワイヤレス |
最大10 時間 | 約20 g | IP55 相当 | 〇 |
| nwm WIRED | ![]() |
有線 | 有線のため制限なし |
全体:約16 g |
IPX4 相当 | 〇 |
| nwm ONE | ![]() |
ワイヤレス |
最大20 時間 | 約185 g | ― | 〇 |

nwm DOTSは、PSZ技術とMagic Focus Voiceを搭載した、完全ワイヤレスタイプのオープンイヤー型イヤホンです。片耳約8 gの軽量設計のため、通勤・通学などの日常使いでも快適に装着可能となっています。
付属のテールチップを活用すれば、自分の耳の大きさや角度に合わせてフィット感を微調整できます。また、nwm公式ストアで購入した場合のみ付属するテールフックを利用すれば、より自分好みの着け心地になり、「イヤホンのサイズが合わない」と感じやすい方でも安心です。
マルチポイント対応で複数のデバイスをスムーズに切り替えられる点も、使用シーンによっては大きなメリットでしょう。
▼体験者の声
オープンイヤー型イヤホンではあるものの、nwm DOTSにはS・M・Lサイズのテールチップが付属しています。サイズの変更だけでなく、位置も調整できるので、自分の耳にぴったりフィットさせることが可能です。また、シリコーン素材のフック部分は誰でも耳当たりがやさしくなるよう設計されているので、長時間の使用でも耳が痛くなりませんでした。



















オープンイヤー型 完全ワイヤレス 耳スピーカー

nwm GOは、ネックバンドタイプのオープンイヤー型イヤホンで、装着の安定性が高く体を動かしても外れにくい設計となっています。
IP55 相当の防塵・防水性能を備えているため、外出時に突然雨が降ってきても安心です。全体の質量は約20 gと軽量で耳への負担が少なく、スポーツやアウトドアなどのアクティブシーンでも快適に使用できます。
以下の記事では、ランニング向けイヤホンについて解説しているので、こちらも参考にしてください。
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ランニング向けイヤホンとは?スポーツにおすすめのタイプや選び方を解説
▼体験者の声
イヤホンでサイズ調整のことを考えたくないという方は、シンプルな形状のnwm GOがおすすめです。nwm DOTSのような付属品はありませんが、耳や頭部を圧迫されたり、逆にズレやすかったりといったトラブルなく、安定して着用できます。屋内・屋外問わず、周囲の音はしっかりと聞こえながらも、十分な音質でリスニングを楽しめました。














オープンイヤー型 ネックバンドワイヤレス 耳スピーカー

nwm WIREDは有線接続タイプのオープンイヤー型イヤホンで、バッテリー切れや接続トラブルの心配がありません。例えば、オンライン会議や動画視聴、ゲームプレイなどのシーンでは、ワイヤレスタイプのイヤホンに比べて遅延が少なく、快適に使用できます。
3.5 mmステレオミニプラグとUSB Type-Cの2種類を展開しているので、デバイスに合わせて選択可能です。3.5 mmステレオミニプラグのモデルは、特にカラーバリエーションが豊富となっています。
▼体験者の声
nwm WIREDは、リーズナブルな価格でコストパフォーマンスが高いモデルだと感じています。コードを除いた重さは両耳で約7.2 gしかなく、仕事などの長時間着用する必要がある場面でも、ストレスフリーです。有線タイプなので、イヤホンの紛失リスクが低い点も魅力でした。













オープンイヤー型 有線 耳スピーカー










オープンイヤー型 有線 耳スピーカー

nwm ONEは、「耳スピ」シリーズのなかでも、特に音質にこだわる方におすすめのオーバーヘッドタイプです。PSZ技術とMagic Focus Voiceを搭載し、2wayドライバーにより低音から高音までバランス良く再生できます。まったく耳をふさぐことなく軽い側圧で、長時間の使用でも快適です。
通勤・通学や自宅で音楽鑑賞を楽しみながら、洗練されたデザインによりファッションアイテムとしても活躍するでしょう。「イヤホンのサイズが合わない」という悩みとも無縁のモデルです。
▼体験者の声
nwm ONEは、ヘッドバンドの長さをスライダーで調整すること、イヤーパッド内のユニット部の角度を調整することの2ステップで、自分の耳や頭にベストフィットさせられます。これにより、nwm ONEならではの高音質を最大限に楽しめました。フルオープンなデザインなので、耳が蒸れるなどの不快感もありません。











オープンイヤー型 オーバーヘッド 耳スピーカー
イヤホンに装着するイヤーピースのサイズが合わないと、耳の痛みや音質の低下、落下による故障・紛失などといったトラブルが起こりやすくなります。自分の耳に適したイヤーピースを選ぶためには、実際に着け比べて、サイズや素材、形状ごとのフィット感を確かめたり、左右でサイズを変えたりしてみるとよいでしょう。
イヤーピースのサイズにお悩みの方には、オープンイヤー型イヤホンもおすすめです。nwm(ヌーム)の「耳スピ」シリーズには、イヤホンのフィット感を重視する方から、装着や調整の手間をなくしたい方まで満足できる、さまざまなモデルがあります。詳しくは、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。