
音声コンテンツを楽しみつつ別の作業を行なう“ながら聴き”は、日常生活におけるさまざまなシーンで取り入れられている聴き方です。ながら聴きをする際には、耳をふさがないオープンイヤー型イヤホンが活躍します。
今回は、ながら聴きの概要を紹介したうえで、そのメリット・デメリットについて解説します。併せて、ながら聴きが可能なイヤホン選びのポイントやおすすめのモデルも紹介しますので、ぜひご覧ください。

ながら聴きとは、音楽などの音声コンテンツを聴きつつ、他の作業も並行して行なうことを指します。職場や家庭での“ながら聴き”を実現する時には、オープンイヤー型イヤホンを使用するのがおすすめです。
カナル型イヤホンをはじめ、従来のイヤホンは耳の穴をふさぐような密閉性のある構造になっています。一方、オープンイヤー型イヤホンは、耳をふさがない構造が特徴のため、音楽を聴きながら周囲の環境音や人の声も自然に聞くことが可能です。
イヤホンを装着したまま、安全に移動したり、対面でコミュニケーションしたりできるので、ながら聴きを適切に実現できます。
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次に、日常生活にながら聴きを取り入れるメリットとデメリットを見ていきましょう。
ながら聴きを生活に取り入れる具体的なメリットは、以下のとおりです。
通勤や通学、家事をしながら音楽を聴く場合、音楽で脳が刺激されて集中力や意欲が高まり、仕事・勉強が捗る効果が期待できます。目の前の作業に集中できるので、メリハリがつきやすくなることもポイントです。
さらに、ゆったりとしたリズムの音楽を聴くとセロトニンが分泌されるため、リラックス効果も得られるでしょう。
また、音楽だけでなく、オーディオブックやレッスン、ニュースなどを聴いて情報をインプットすれば、効率的に時間を使うことができます。
ながら聴きにはメリットがある一方、以下のようなデメリットがあることも把握しておきましょう。
聴く音楽によっては注意力が散漫になり、かえって集中力が低下する原因になるでしょう。例えば、好きなアーティストの曲や馴染みのある曲の場合、目の前の作業よりも音楽を聴くことに注意が向いてしまう恐れがあります。対策として、自分の知らない曲を選ぶのも手段の一つです。
また、仕事の資料を読む時など、読解力が求められる作業でながら聴きをすると、作業効率が落ちる可能性があります。この場合は歌詞のある音楽を避けることで、文章を読みやすい環境を作れます。
なお、音の聴きすぎにより耳が疲労する場合もあるため、適度に休憩を挟んだり、音量を下げたりして、うまく取り入れることが大切です。
日常生活における、ながら聴きのおすすめシーンを紹介します。おすすめする理由として利点もまとめているので、見ていきましょう。
| シーン | おもな利点 |
| 通勤・通学 | 通勤や通学の時間に音楽でリラックスしたり、耳読書で効率良く勉強時間を確保したりできる。 |
| デスクワーク・勉強 | 作業用BGMとして音楽を聴いて集中力を高めつつ、作業を効率的に行なえる。 |
| スポーツ | ランニングやウォーキング、ワークアウトなどを行なう際に、好みの音楽で気分を高められる。 |
| アウトドア | 豊かな自然とお気に入りの音楽に囲まれて、特別な癒しの時間を過ごせる。 |
| 家事・子育て | 料理や掃除などの家事、あるいは育児をしながら、音楽で気分転換できる。 |
上表のとおり、日常のさまざまなシーンでながら聴きを取り入れることが可能です。
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ここからは、ながら聴きをより快適に行なえる、オープンイヤー型イヤホンのメリットとデメリットを紹介します。実際にながら聴きを取り入れようか迷っている方は、ぜひチェックしてみてください。
まずは、オープンイヤー型イヤホンのメリットを確認しましょう。
ながら聴きでは、好きな音楽などの音声コンテンツを楽しみつつ、周囲の音や人の声も同時に聞くことが可能です。前述のとおり、通勤・通学やスポーツ、デスクワーク、家事、ゲーム、オンライン学習など、屋内外を問わず多様なシーンで利用されています。
例えば、屋内で過ごす時にオープンイヤー型イヤホンを使ってながら聴きをすれば、インターホンや家族の呼びかけにもスムーズな対応が可能です。一方、屋外で移動やスポーツをする時は、周囲の安全確認をしやすくなるメリットがあります。
密閉性のあるイヤホンでは自動車や自転車、電動キックボードなどの走行音に気付かず、接触事故を起こす恐れもあるので注意が必要です。外音も自然に聞こえるようにすれば、このような事故のリスクを低減できます。
また、従来の耳をふさぐカナル型とは異なり、オープンイヤー型は耳をふさがないため、自転車に乗りながら使用できます。ただし、使用する際には地域の交通ルールを守り、安全運転に必要な音が十分聞こえるように適切な音量を心がけましょう。
自転車運転中のオープンイヤー型イヤホンのルール例や注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。
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オープンイヤー型イヤホンでながら聴きしている場合には、対面コミュニケーションでも装着したまま対応できます。例えば、カフェやコンビニで会計する際にも、店員の声をしっかりと聞いて対応することが可能です。
また、職場によっては、イヤホンで音楽などを聴きながら仕事をすることが許可されています。オープンイヤー型イヤホンなら、同僚に話しかけられてやり取りする必要がある時でも、スムーズに会話が可能です。イヤホンを外す手間が発生しないので、作業効率の維持にもつながるでしょう。
仕事に適したイヤホン選びのポイントを知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。
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ながら聴きを可能にするオープンイヤー型イヤホンは、耳の穴をふさがない構造が特徴です。耳の穴をふさぐイヤホンと比較して、長く装着した時にかゆみや痛みを感じづらく、耳への負担を減らせます。
また、密閉性のあるイヤホンでは、食事やランニングの時に装着すると耳のなかで衝撃音が響きやすい傾向がありますが、オープンイヤー型ならこのような不快感もありません。
耳のなかが蒸れると、外耳道真菌症などの病気にかかるリスクがあります。しかし、オープンイヤー型は耳をふさがないため、このような健康リスクの抑制にもつながります。
次に、オープンイヤー型イヤホンのデメリットを紹介します。
ながら聴きを可能にするオープンイヤー型イヤホンは、耳をふさがない構造のため、屋外や人の声などがする屋内では、集中して音楽を聴けない可能性があります。
とはいえ、屋外で音楽を聴く時に、周囲の音が聞こえにくい密閉性の高いイヤホンやヘッドホンを使うのは避けたほうがよいでしょう。歩行中や運動中の安全確認が不十分になり、危険につながる恐れがあるためです。
そのため、集中して音楽を楽しみたい時には、自分の部屋などの安全で静かな屋内環境で聴くのがおすすめです。
オープンイヤー型イヤホンは、ながら聴きを可能にする優れたオーディオ製品ですが、耳をふさがない構造のため、音漏れしやすい点には注意しなければなりません。
ただし、メーカーによっては音漏れ抑制技術を搭載したモデルを提供しているので、事前にチェックすることをおすすめします。このような技術が搭載されたモデルなら、音漏れを抑制しつつ、オープンイヤー型でながら聴きする時のメリットを得られます。
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ながら聴きを実現するオープンイヤー型イヤホンを選ぶうえで、押さえておきたいポイントについて解説します。自分に合ったモデルを選ぶためにも、ぜひチェックしてください。
オープンイヤー型イヤホンが音を伝える仕組みは、大きく2つに分かれます。それぞれの特徴は以下のとおりです。
| 空気伝導方式 | ・耳の付近に配置したスピーカーから発した音を、空気を通じて鼓膜まで届ける仕組み ・自然に音が聴けるため、聴き疲れしにくい |
| 骨伝導方式 | ・骨を介して内耳を振動させて、音の情報を脳に送る仕組み ・振動を伝えるための締め付けを不快に感じたり、聴こえ方に違和感を覚えたりするケースもある |
上表のとおり、一般的には空気伝導方式のモデルのほうが音を自然に聴けるため、聴き疲れしにくいとされています。骨伝導イヤホンのデメリットやメリットについては、以下の記事も参考にしてください。
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オープンイヤー型イヤホンの形状には、耳掛けタイプと、イヤーカフタイプがあります。
| 耳掛けタイプ | ・耳の上部に引っ掛けて装着するタイプで、耳の形を問わずにフィットしやすいことが特徴 ・ながら聴きで移動や運動をする時にも、安定感がある |
| イヤーカフタイプ | ・耳に挟み込むようにして装着するタイプで、アクセサリー感覚で使える ・耳の形によっては圧迫感があるほか、運動時にズレるケースもあるので留意が必要 |
ながら聴きで使用するなら、耳掛けタイプのほうが安定感に優れているといえます。イヤーカフタイプはアクセサリー感覚で使える一方、使い方によってはズレやすいので注意しましょう。
ながら聴きをより快適に楽しむためには、イヤホンの機能性についてもチェックしておきたいところです。例えば、専用アプリを提供しているイヤホンでは、スマートフォンを使って好みのサウンド設定にしたり、バッテリー残量を確認したりすることができます。
また、複数のBluetooth対応機器と同時に接続できる「マルチポイント接続」に対応しているイヤホンも便利です。この機能があれば、パソコンで音楽を再生している時にスマートフォンに電話がかかってきたとしても、イヤホンを取り外すことなくそのまま通話できます。
マイクが搭載されているモデルを選べば、音楽再生以外にオンライン会議やハンズフリー通話などにも利用できます。モデルによっては、イヤホン本体に備え付けのボタンやタッチセンサーを操作して、通話の開始・終了や音量調整を行なえるため便利です。
また、マイクに入る雑音を取り除く「ノイズリダクション機能」があるイヤホンなら、屋外環境下でも自分の声をクリアに届けられ、会話をストレスフリーに行なえます。
ノイズリダクション機能以外にも、音声をクリアに届けるための技術をイヤホンに搭載しているモデルがあるので、チェックしてみるとよいでしょう。

ながら聴きをしたい方には、nwm(ヌーム)が手がけるオープンイヤー型イヤホンの「耳スピ」シリーズをおすすめします。「耳スピ」とは「耳スピーカー」の略称で、イヤホンなのに、まるでスピーカーのような臨場感のあるサウンドと開放感を楽しめるシリーズです。
「耳スピ」シリーズのすべての製品に、音漏れを抑制するNTTの特許技術「PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)」を搭載しています。PSZ技術とは、ドライバーから一定距離で+と-の音波を打ち消し合う原理を応用し、音漏れを抑制する技術のことです。そのため、ながら聴きをしている最中に周囲を気にする必要がありません。
さらに、上位モデルにはNTTの特許技術「Magic Focus Voice(マジックフォーカスボイス)」も搭載しており、自分の声だけをクリアに届けることが可能です。オンライン会議や通話といったシーンでも、ストレスなく快適にコミュニケーションを取れるでしょう。
また、今回紹介するワイヤレス接続対応のモデルでは、専用アプリの「nwm Connect」を利用可能です。これにより、サウンド設定、バッテリー残量確認、本体ソフトウェアのアップデートなどを手軽に行なえます。
ここからは、「耳スピ」シリーズの製品から4つをピックアップして紹介します。
| 製品 | 製品画像 | ワイヤレス/有線 | 連続再生時間 | 質量 | 防塵・防水性能 | マイクの有無 |
| nwm DOTS | ![]() |
完全ワイヤレス |
本体のみ約8 時間 |
片耳:約8 g | IP54 相当 | 〇 |
| nwm GO | ![]() |
ワイヤレス |
最大10 時間 | 約20 g | IP55 相当 | 〇 |
| nwm WIRED | ![]() |
有線 | 有線のため制限なし | 全体:約16 g ※コード含む 本体:約7.2 g ※コード除く |
IPX4 相当 | 〇 |
| nwm ONE | ![]() |
ワイヤレス |
最大20 時間 | 約185 g | ― | 〇 |

nwm DOTSは、耳掛けタイプの完全ワイヤレスイヤホンです。片耳約8 gと非常に軽量で、ながら聴きで音楽を楽しみたい時でも、耳への負担を抑えられます。
PSZ技術はもちろん、Magic Focus Voiceも搭載しているため、オンライン会議や通話を快適に行なうことが可能です。充電ケース込みの連続再生時間が最大32 時間となり、長距離移動や旅行といったシーンでも活躍します。移動しながらオンライン会議に参加する機会の多い方にもおすすめといえます。
また、S・M・Lと3サイズのテールチップが付属しており、自分に合った装着感に調整できることもポイントです。nwm公式ストアで購入した場合のみ付属するテールフックを使えば、さらに自分好みのフィット感にできます。
▼体験者の声
超軽量でフィット感が優れていることもあり、長時間装着しても疲れませんでした。自分の耳にはしっかりと聴こえる音量で音楽を流してみましたが、周囲の人には「音漏れがまったく気にならない」と言われたので、いろんなシーンで活躍してくれそうです。イヤホン本体のタッチセンサーを押せば、音楽の再生/一時停止や音量調整などもできるため、スマートフォンが手元にない時も便利です。



















オープンイヤー型 完全ワイヤレス 耳スピーカー

nwm GOは、約20 gと非常に軽量なネックバンド仕様のオープンイヤー型イヤホンです。快適かつ安定性のある装着感で、アクティブシーンでもパフォーマンスや集中力を下げることなく、ながら聴きができます。
IP55 相当の防塵・防水仕様で、屋外での突然の雨に備えられることもポイントです。
nwm GOは、以下のようなシーンで活躍するでしょう。
音楽再生時には最大10 時間もバッテリーが持つため、公園や山などのアウトドアシーンで長く楽しみたい時でも安心です。
▼体験者の声
nwm GOを装着して軽く走ってみましたが、安定感が抜群なため、ズレたり外れたりする心配がありませんでした。スタイリッシュなデザインなので、スポーツやアウトドアシーンはもちろん、タウンユースでも違和感なく使えそうです。防水仕様なので、天候などを気にせずに使えるのはありがたいですね。














オープンイヤー型 ネックバンドワイヤレス 耳スピーカー

nwm WIREDは有線接続のオープンイヤー型イヤホンで、接続端子は3.5 mmステレオミニプラグとUSB Type-Cの2種類から選べます。有線タイプで遅延や充電切れの心配がないため、ゲームや動画視聴に集中しつつ、周りの音や声も聞くことが可能です。
また、コード長が1.2 mあるので、接続したデバイスをポケットなどに入れれば、移動中のながら聴きが楽しめます。備え付けのマルチファンクションボタンを使えば、デバイスを取り出さずに音楽の再生/一時停止といった操作ができることもポイントです。
ながら聴きはもちろん、マイクも搭載しているので、オンライン会議などのコミュニケーションが必要なシーンでも活用できます。
▼体験者の声
イヤーフックを耳に掛ければ簡単に装着でき、着け心地はとても軽い印象でした。3.5 mmタイプは、カラーバリエーションが5色もあるので、自分のファッションスタイルに合わせて選べるのがうれしいですね。イヤーフックとマスクの干渉も気にならなかったので、花粉や風邪が気になる季節でも快適に使えそうです。













オープンイヤー型 有線 耳スピーカー










オープンイヤー型 有線 耳スピーカー

nwm ONEはオープンイヤー型のため、オーバーヘッドタイプでありながら耳を密閉しません。本体は約185 gで側圧も軽いため、長時間装着しても快適なまま過ごせます。
また、2wayドライバー搭載により、低域から中高域まで豊かなサウンドを楽しめることが魅力です。nwm DOTSと同様に、Magic Focus Voiceを搭載した上位モデルであり、オンライン会議や通話を快適に行なえます。
ワイヤレスのほか、有線のUSB Type-C接続にも対応しています。USB接続をすれば遅延がないため、ゲームのながら聴きなどにもおすすめです。
▼体験者の声
オーバーヘッドタイプながら側圧が軽いうえ、重くないため、長い時間着けてもまったく疲れませんでした。耳をふさがないことによる開放感がありつつ、音楽を高音質でながら聴きできるのが大きな特長だと思います。専用アプリを使えば、イコライザーのオリジナル設定なども行なえるので、自分好みの音を追求できます。











オープンイヤー型 オーバーヘッド 耳スピーカー
ながら聴きは、通勤・通学やデスクワーク、スポーツ、家事・子育てなど、さまざまなシーンで取り入れられている聴き方です。オープンイヤー型イヤホンで実践すれば、周囲の音や人の声を聞けたり、シームレスにコミュニケーションを取れたりと多くのメリットがあります。
ながら聴きにぴったりなイヤホンをお求めの方は、ぜひnwm(ヌーム)の「耳スピ」シリーズをチェックしてみてください。音漏れを抑制するNTTの特許技術「PSZ」をすべての製品に搭載しているため、屋内・屋外を問わずにあらゆるシーンで活躍するでしょう。
シンプルかつ洗練されたデザインのモデルを多数展開していますので、自分に合ったイヤホンが見つかるかもしれません。